越前の赤兎山~杉峠を計画していましたが北部の天候が悪いので、南部の大峰山系「行者還岳」にしか咲いていないと云う「クサタチバナ」の群落を見に行ってきました。12日夜出発して天川河合の虻峠で仮眠。翌朝13日行者還トンネル東口に移動。上北山村天瀬からの尾根道を利用して「一の乢」まで登り奥駈道を北へ辿り行者還岳を目指しました。
クサタチバナの花

P1458とP1486の間の石灰岩が露頭している尾根上に群生していました。

この時期限定のため、平日にも拘わらず登山者が沢山訪れていたのには驚いた。

名古屋から来た夫婦は、我々が下山に使ってみようと考えていた尾根から登って来たそうで、尾根の概略を教えて頂き大いに参考にさせて頂きました、感謝。
トンネルか出来る以前には林業用林道がかなり上まで作られていた様で、放置された四輪トラックが尾根上に残されたままになっていた。更に降った尾根上にも巨木と呼んでも良いような3本の木が一つに絡まった姿にも驚かされた。
道は良く手入れされ迷うような所もなく時間も掛からず降れた。この花だけを目指すので在れば最短で往復出来るルートです。
帰りは、ジキタリスの花も道路脇に見つけましたが、ガレガレの急斜面のため滑り落ちないように注意しながら撮影。

林道を東へ下り上北山村の伯母の峰トンネルを経て、入之波温泉で入浴し、渋滞もなく午後8時過ぎに戻ってきました。
奥駈道の縦走路にほんの狭い範囲にしか生育していないのが不思議ですね。
派手さはありませんが、真っ白の綺麗な花には癒されました。
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- 2014/06/22(日) 11:17:20|
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