二度目の定年を三月末に迎えるにあたって最後の年次有給休暇を一日とりました。週末は雨ばかりでしたが、この週だけは晴れが続いていましたので干支の山の続きとして
鳥羽坂から鳴尾山に登り、
船坂峠まで尾根を歩き、氷上町三方へ下るコースです。
鳥羽坂までは、下見を含め二度目。相変わらず倒木が多い道でしたが予定通り到着しました。ここから鳴尾山までは、標高差200米を登ります。最近地籍調査があったためやたらとテープが多い。頂上付近は細長い尾根状になっており、三角点は東のはずれにありました。

軽く食事を済ませて船坂峠を目指します。北側は急な斜面になって尾根が判りませんでした。測量時のテープが残っていていたが、コンパスで向かう方向を確認し慎重に急斜面を降るとうまく尾根に乗ることができた。小さなピークがいくつもありその都度コンパスで方向を確認、無事船坂峠に到着。
コンパスの使い方の練習にはもってこいの稜線です。

峠にはお地蔵さんが祀られ峠を越える人の安全を見守っていました。
東へ降る峠道はあまり人が通らないのか荒れていました。下りきるとダムが現れ車の通れる整備された林道に出ました。獣避けのゲートを開けて人里に出ると大きな桂の木が迎えてくれました。
三方の大桂の説明板やベンチも整備されています。

古の人々は、この峠を利用して加美町へ往来していたのでしょうが、車の発達した現在では、消えていく運命にあるのでしょうか。
平日と言うこともあり誰にも会わず静かな山旅を楽しみました。残念ながらカタクリの花少し早い様でした。見頃は来週ぐらいでしょうね。
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- 2012/03/25(日) 22:29:32|
- 登山
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