平日を利用して近くの山を登りに行きました。
今回は、因幡の東山に続き、八東川の支流、
加地川と
吉川川に挟まれた、
「くらます」1282.1mです。
国道29号線の岩屋堂から南への林道を走ると右手岩壁に
「岩屋堂」と呼ばれている投げ入れ堂があります。三徳山の投げ入れ堂も有名ですが、こちらは林道からすぐの所にあり一見の価値ありです。
短いがゴルジュの発達した沢で有名な
「皆込谷」もこの川の支流です。
上流には吉川と云う村があり、その少し上で川の名前が江並谷川と変わります。沖の山林道が大きくカーブする所に左へ林道があり、これを車で終点まで遡るとそこが登山口です。
登山口から地形図に有る杣道が上へ続いていますが、今回はその右の尾根を登路に選びます。
この尾根は、1150m付近で稜線に繋がっていいます。杉の植林帯を急登し、自然林に替わると稜線に到達。ルートには下草も少なく全く薮漕ぎはありません、獣道を利用すれば短時間で登れます。
稜線は笹藪となるが尾根を忠実に辿れば、僅かな踏み跡と古いテープも残っていて思っていたよりは楽に歩けました。
頂上が近づくにつれ、露岩が点在する。地元では、
天狗岩とも呼ばれている山だそうです。
生憎とガスのため展望はあまり得られなかったが、時折ガスの合間から東山や三室山が見えました。

頂上は測量のためか三角点付近は切り払われ、南東方面の見晴らしは晴れていれば素晴らしはずだが、本日はやむなし。

下山も忠実に尾根を降ったが、1200m付近で少し右に依ったため、登りに使った尾根とは別の尾根を降ってしまい、1000m付近から南へトラバースして元の尾根に戻り下山した。
秋の南アルプス光岳聖岳縦走の足慣らしとしては、少し物足りなかったが、簡単に登れる薮山としては丁度良い訓練にはなりました。
同行の皆さんお付き合いいただき有り難う御座いました。
スポンサーサイト
- 2010/09/17(金) 10:53:51|
- 登山
-
-
| コメント:2